世の中は三連休でしたね。
9月は来週も三連休です。
私はバッチリ仕事です。
その仕事に備えて、あれやこれやとやらなければいけない事があるのに。
あったのに。
14日(土)の午前中から、体調が下向きになりました・・・・・。
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■眼精疲労?・・・
イベントに向けて、パンフレットを作成していました。
15,16日とお休みなので、回覧できる準備をしておきたいと思い、朝一からパソコンを開いて作業をしていました。
ノートパソコンで、画面のサイズは多少拡大しつつ、それでも細かい作業の連続でした。
慣れない作業に、とりあえずひと段落つけて、ふっと視線を上げた瞬間。
あ、気持ち悪い・・・・・(@_@;)
例えるなら、乗り物に乗っている時に下を向いて、それから上を向いた時のような…あの気持ち悪さに似ています。
暫く目頭を解しながら、「気のせい」で終わるように自分に言い聞かせました。
まだまだやらなきゃいけない事があるからです。
そうでなくとも、土日は3〜4名程度のシフトになっていて、この日は4人でした。
それなりに館の利用者も多く、少なくとも、一人抜けて大丈夫な状態ではないように感じました。
自分の状態を誤魔化しながら、少しだけ作業をゆっくり進めながらお昼休憩の時間を迎えました。
各々が作業をしていたし、館長さんは用事があって外出していいたため、30分ずつずらして一人ずつ入ることになりました。
お昼ご飯を食べれば元気になるだろう…そう思って、私は2番目に休憩をいただきました。
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■これは本格的にヤバイかもしれない・・・
30分間は先輩と一緒に休憩時間を過ごして。
後半の30分は、テーブルに突っ伏しました。
でも、それが引き金のように、状態は余計に悪化していきました。
食べなきゃよかったと思うくらいに気持ち悪くなってきたのです。
同時に、目の前も何だかぐるぐる回り始めました。
この感覚・・・・・。
まさに去年の春に初めて目眩を起こした時に近いな…と、思いました。
和室が空いていれば使わせてもらおうと思ったのですが、この日は珍しく2部屋とも利用がありました。
他に横になれる場所を一生懸命に考えましたが、結局、この休憩室しかありません。
とりあえず深呼吸を繰り返して、気分を落ち着ける方向で時間を過ごしました。
30分なんてあっという間ですよね。
その後はお手洗いへ行くフリをして、個室で蹲ってみたり。
倉庫へ探し物へ行くフリをして、蹲ってみたり。
それでもやっぱり状態は良くなりませんでした。
因みにこの日は、hiroのお迎えもあります。
車の運転ができるうちの早退しようと思い、通常時間よりも1時間早く帰らせていただきました。
車を運転している最中、何度も、「ああもうだめかも…救急車呼ぼうかな…」という考えが頭を過りました。
それでもなんとかhiroをお迎えに行って、帰宅して、そのままベッドへ倒れ込みました。
hiroは無邪気に、「おかーさん、おひるねするの〜?」と訊きながら、横でゴロンゴロンしていました。
私は身体の向きを変えるのも気持ち悪くてできず、最後の力を振り絞って主人に連絡をしました。
そう。
間の悪いことに、今日から三日間、主人は出張だったのです。
ギリギリまで考えましたよ。
頼るのは悔しいな〜…とか。
私一人ならなんとでもなるけど、hiroがいるし。
あ、長男はもう一人でなんでもできるからいいんですけどね。
この日は空手教室へ行っていていなかったので、何も頼めない状態だったのです。
なので、「子供達のため」と腹を括って、連絡をしたのです。
そうしたら、翌朝、帰宅してくれました。
これでお礼を言わないのは人間失格だろうと思い、とりあえず「ありがとう」だけは伝えました。
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■15日(日)一日中ベッドの上で過ごしました・・・
体調を崩して二日です。
昨日よりは多少マシになった気がしますが、それでも長く起きあがってはいられない状態でした。
食欲もなかったしね。
なので、一日寝て、それでも調子が戻らなかったら病院へ連れて行ってもらおうと思い、とにかく寝ました。
こんなに寝たのはいつ以来だろう…っていうくらい、寝ました。
後から先輩に言われたのですが。
初めての大きなイベントだし、パンフレット作成の責任もあるし、日々の業務もあるし。おまけに空調が壊れて暑いし、疲れちゃったんだよ。
言われてみると、そうかもしれない…と思いました。
夜もあまり眠れていなかったので、改めて、睡眠って大切だなぁと感じました。
夜。
流石に二日間お風呂に入らないのはいかがなものだろうと思い、入浴しました。
しかし。
出て、身体を拭いていても気持ち悪いし。
髪の毛を乾かしていても気持ち悪いし…で、椅子に座りながらやっていたのですが。
時々貞子のように髪の毛を垂らしながら、洗面所に突っ伏していました。
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■病院へ行って来ました・・・
目眩三日目です。
明日以降の業務を考えて、点滴もしてもらおうと思い、行って来ました。
”敬老の日”ということで、休日外来?がやっている、少し遠い病院まで主人に送ってもらいました。
一瞬自分で運転しようかと思ったのですが、意地で無理して明日以降に響くのは嫌だったので、素直にお願いしました。
受付から点滴まで、大体3時間弱でした。
それほど待たずに診察してもらえたのは良かったです。
座って待っているのも辛かったので。
どこかで寝かせてもらおうかな〜…と思っているところに呼んでもらえました。
入ると、そこには若そうな男性の先生がいました。
マスクをしていたのでわかりませんが、20代後半くらいだったと思います。
あまりハッキリとした診断はせず、とりあえず、初見で脳に異常がないか…等を見てくれました。
その後横になって、「耳石を戻す体操」というのをやってくれました。
スッキリしたのかしないのかよくわからないですが…これで治る人も多いそうです。
その後。
少しだけ待って、点滴の部屋へ案内されました。
私は診察室にあるような、あの硬いベッドを覚悟していたのですが、ここは…なんていうのでしょう。
歯医者にあるようなベッドを、もうちょっと柔らかくしたような…。
うまぁ〜く身体にフィットするような作りになっていたので、点滴中に身体が痛くなる事はありませんでした。
ただ。
久しぶりに、点滴の針を失敗されました・・・・・(^_^;)
まぁ、しかたないようね。
私の血管細いし。
食べていないから余計に出にくいだろうし。
それでも頑張って刺してくれた看護師さんにお礼を言わなきゃいけないくらいだわ。
静かな空間で、ようやくホッとして眠れる…と思ったのも束の間でした。
看護師さんを呼ぶコール音が響きました。
ああ、誰かの点滴が終わったのかな…程度に思っていたのですが。
聞こえたのは、しわがれたおばあさんの声でした。
「お水を一杯よんでくれんかね〜(お水を1杯貰えませんか)」と言うのです。
ああ、咽が乾いちゃったのか、しかたないよね…と、この時もぼんやりと思っていました。
だけど。
ある意味それが、厄介の始まりだったのかもしれません。
聞こえる話によると、どうもおばあさんは腰が痛くて救急車を呼んで運ばれたようです。
(障害のある)息子が待っているから帰ってもいいか、と訊いていました。
だけど、仮にも救急車で運ばれたのです。
病院側だって、簡単に帰宅させるのは難しいのでしょう。
先生に相談するね〜とか、(別の)息子さんが迎えに来るから待っててね〜…等など。
看護師さんが丁寧に、だけど軽く答えていました。
そうこうしているうちに、息子さん登場です。
後から受け付けが一緒になったので、息子さんを見る事ができたのですが。
高身長で、働いている様子でしたが、60前後くらいに見えました。
筋肉なのか…ただ、細い体質なのか。
お腹は出ていませんでした。
服装もそれなりにまともというか…どちらかというと、センスの良い服装でした。
そのわりには、全体的に日焼けをしていたし、特に首の後ろが赤くなるほど日焼けしていたので、外作業のお仕事をされているのかな?と思いました。
さぁ、そんな息子さんが入ってきた途端、「俺は仕事だぞ!呼ぶなよ!!」と怒声を響かせたのです。
おいおいおい・・・・・病院だぞ・・・おまけにここは体調の悪い人が点滴する部屋だぞ・・・・・(-"-)
思わずそう言いたくなるほどでした。
その後も、…おそらく仲が悪いのでしょうね。
こっちが悲しくなるような会話を堂々と繰り広げていて、何だかそれだけで気分が悪くなりそうでした。
耳をふさげたらラクだったのですが、残念ながら、私の右腕は点滴が繋がれています。
おまけに、「なるべく仰向けでいてくださいね」と言われたし、点滴に失敗した左腕も何となく痛かったので、身動きがとれない状態でした。
ああもう勘弁してください…と泣きたくなる頃に、ようやく私の点滴が終わりました。
その少し前に、おばあさんと息子さんも外て出て行っていました。
「息子さんの気持ちもわからなくはないしね〜」と、他の看護師さん達が話していました。
立場上、どちらにも同意できないというか…適当に受け流していたあたり、こういう場面に慣れているのだろうなぁというのがわかりました。
* * *
帰宅後もずっと寝て過ごしました。
夜になってようやく楽になって、入浴もできました。
それでも暫くは心配なので、薬は手放さずに持っていようと思いました。
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翌朝。
何とか起きれたものの、まだフラフラする状態だったので、薬を飲んで出勤しました。
とりあえずあまり無理をしないように過ごして、イベントが終わったら倒れようと思いました。