1か月と少し前くらいだったでしょうか。
『当選メール』が届きました。
3歳になる月から応募を始めて…10回目くらいでしょうか。
ようやく、参加権を得ました。
嬉しい気持ち半分。
不安な気持ち半分。
正直なところ。
フクザツでした・・・・・(^_^;)
というのも。
問題が2つ、あったからです。
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■2つの問題・・・
1つは、以前からもブログで書いている通り。
トイレです。
hiroは慣れた場所以外のトイレを、酷く拒みます。
理由は、手洗い場に設置してある、あの、温風機です(^_^;)
ブォーーーーンッ!!という音を、とても怖がります。
マジ泣きするほど、怖がります。
「濡れた手を乾かしてくれるし、あったかい空気が出てくるんだよ〜」と言いながら手を入れさせた事があります。
大絶叫大号泣…阿鼻叫喚とはこういう事をいうのか…というのを、目の当たりにした瞬間でした(;一_一)
私としては、「これはこういうものなんだよ」と理解をさせたくてやった事だったのですが、裏目に出ました。
もう1つは、時間帯です。
hiroが当選した収録の時間帯が、夕方だったからです。
どう頑張っても、帰宅が22時を過ぎます。
翌日は強制参加の研修があり、休めません。
幸いだったのは、遅番出勤だったということです。
どうしようどうしよう…と、暫く悶々とした日々を過ごしました・・・・・。
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■解決と決心・・・
これもブログで触れましたが。
トイレ問題は、意外とアッサリ解決しました。
「やれば出来る子」だったからです(笑)
(それでも温風機は怖がっていましたが、入れないよりはマシです!)
次は私が腹を括る番です。
なるべく最短で行って最短で帰ってこられるよう…電車等の時間を調べました!
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■朝からソワソワ・・・
電車に新幹線に、バスにまで乗れる!とあって、hiroは早い時間に目を覚ましました。
私としては、なるべく遅くまで寝ていて欲しかったのですが…。
その分。
新幹線の中でお昼寝をしてくれたので、眠くなる事はありませんでした!
新幹線の出発時刻は、お昼過ぎです。
お昼ご飯を家で食べて行くか…新幹線で食べさせるか迷いましたが。
新幹線の移動時間を考えると、少しでも何か「やること」があった方が時間が潰せるだろうと思い、後者にしました。
まぁ、お昼寝をしてくれたし、私自身もうとうとしたので、移動時間はあっという間でした!
リュックを持たせるか迷ったのですが、hiro自身が「持って行く!」と言ったので、おやつを詰めて渡しました。
途中で嫌になるんじゃないかと心配したのですが、意外と最後まで自分で背負ってくれました。
「自分の荷物は自分で持つ」を普段から心がけていたおかげかなと思いました(*^_^*)
地元の駅で電車を待っている時から、テンションはマックスでした。
終始ニコニコ笑顔で、「電車早く来ないかな〜♪」と到着を待ち構えていました。
そのため、遠くの方に車体が見えた途端、きゃーっ♡と嬉しそうな声を上げました。
日中でしたが、流石は夏休み。
学生さんとかの姿が目立ちました。
それなりに席は埋まっていたので、hiroと二人で窓側に立って、外の景色を眺めながら行きました。
乗り替え駅では特別車両に乗ろうかと思ったのですが、切符を買う暇がなく…。
そのまま普通車両に乗り込みました。
hiroは疲れた様子もなく、ただただ外の景色を眺めて喜んでいました。
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■新幹線でgo・・・
新幹線が駅に滑り込んできた時。
私の想像では、キャーッ♡と声を上げるだろうと思っていたのですが。
意外と淡々とした表情で、それを見つめていました。
hiroの身体の大きさからしたら、それはあまりにも巨大すぎて、一部分しか見えていなかったのかな…と、後から思いました。
新幹線の切符は、主人に購入してもらいました。
戸惑ったのは、改札口でした。
一応、二人分の席を確保してもらったので、当然、切符は2組あります。
hiroだと上手く改札機に通せないので、1組目を通してhiroに切符を取らせました。
その後、私が行く…というふうだったのですが。
何だか一苦労だな…と思ったので、駅員さんのいる窓口で処理してもらおうと思ったのですが…。
主にここへは外国人さんがいらっしゃるようで…。
何かしら混雑している事が多かったです。
それならばこれも「練習」だと思い、その後は頑張って改札口を通る事にしました。
* * *
乗車前にトイレも済ませたし。
窓側の2列シートでゆったりと座り、売店で購入したおにぎりなどを頬張りました。
お天気もいいから、富士山が綺麗に見られるな〜♡と期待していたのですが。
満腹になったhiroが私の膝に頭を乗せ、横になりました。
足が壁側におさまる、ギリギリの身長でした。
もう来年はこんなふうに横にはなれないんだろうな〜…と、ぼんやりと思いながら、身体をトントンとゆすりました。
私も少し寝ておこうとうとうとしているうちに…。
気付けば降車駅の1つ前に来ていました。
そう。
富士山はとっくに通過していたのですっ!!!!!
帰りは真っ暗で当然見えないので、ショックでした(;_;)
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■移動→乗り替え・・・
昔々。
長男と一緒に、『おとうさんといっしょ』の収録へ行きました。
その際は、初めて行くにも関わらず、「(迷わずに)意外とあっさり行けたな〜」という記憶がありました。
それでも油断は禁物とばかりに、しっかりと下調べをしてから向かいました。
おまけに、歩調がゆっくりのhiroと一緒です。
たっぷりと時間に余裕を持たせておきました。
品川駅は、思ったほど混雑はしていませんでした。
おそらくは、終点の東京駅まで乗って行く人が多いのかなと思うからです。
ここから山手線へ乗り換えます。
「乗り換え」というだけでドキドキするのですが…ある意味、仙台駅よりもわかりやすかったです(笑)
看板通りにまっすぐまっすぐ端っこまで歩いて行けば良かったからです。
途中に綺麗な休憩所や、売店、スタバまでありました。
帰りは駆け足になるだろうと思い、お土産は先に購入しておきました。
山手線のホームへ下りた途端。
人の多さに驚きました。
目的地である渋谷駅は、もっと人が多くて…。
つくづく、自分は田舎者なのだなと思い知りました。
同時に。
この街を買い物をしながら歩きたい、とは思いませんでした。
とにかく人、人、人…人がギュゥギュゥ詰め!!というふうに見えたからです。
そんな人ごみをかきわけながら、バス停へと進みました。
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■バス→NHK・・・
市バスという方法もあったのですが、折角なので、直行バスに乗ることにしました。
大人は210円です。
hiroは電車同様、無料です。
私の知っている「バス」は、後払い制で、尚且つ、おつりは出てきません。
予めキッチリ用意をするか、運転手さんの横に設置してある両替機を利用します。
しかし。
これは違いました。
前払い制で、尚且つ、おつりが自動で出てくるのです!!
ちょっと感動しました(笑)
バスは5分強走って、スタジオパーク側に到着をしました。
この日は入場料無料になっていて、親子連れの姿が多かったです。
さて。
集合場所は、建物の裏手側である、西口です。
建物沿いに歩いて15分くらいだと、葉書に書かれていました。
前回は、その西口で降りるバスだったので、歩きませんでした。
いい機会だと思い、hiroとゆっくりお散歩を楽しみました。
と、いいたいところですが。
暑くて…早く涼しい建物に入りたいな〜と思っていました(笑)
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■たくさんの親子連れ・・・
勝手知ったるなんとやら…じゃないですが。
葉書を持っていれば堂々と中へ入っていっていいのを知っています。
これが通行許可書のような役割を果たすからです。
葉書を手に中へ入ると、白シャツに黒いパンツ姿の女の子(大学生くらいに見えました)が、近づいてきました。
『案内係』という腕章をつけています。
「おかあさんといっしょの収録の方ですね。壁側でお待ちください」と言いました。
壁側を見ると、既にズラリと親子連れが並んでいました。
後から聞いた話。
45組の親子が参加されていたとのことです。
『おとうさんといっしょ』で来た時とは、少し中の様子が変わっていました。
収録スタジオも、そんなに遠くなかったように記憶しています。
あと、人数もこんなに多くなかった気がします。
hiroは早速「抱っこ〜」と言いながら腕を伸ばしてきました。
ここでごねられるのは困るので、言われるがまま、抱っこをしてご機嫌取りをしました(笑)
重かったですけどね・・・・・。
* * *
時間になると、そろいのエプロンを着用した3〜4名くらいの女性スタッフがやってきました。
ゲートを通らせてもらい、すぐ近くにあった部屋へ案内されました。
机やいすなどが隅っこに置かれており、普段はちょっとしたミーティング等に使用されるのだろうなぁと想像しました。
ある意味、ギュゥギュゥ詰めになりながら入り、そこで説明や注意事項等の話がありました。
あ。
トイレも済ませましたよ(笑)
さて。
私はてっきりスタジオで親子は離れるのかな…と思いきや。
この小部屋で、前方に子供達、後方に保護者…というふうになるよう、指示がありました。
「いっておいで〜」と言って送りだしたのですが。
3分も経たないうちに、hiroはスタッフの女性に抱っこをされ、涙を流しながら帰ってきました(^_^;)
あ〜・・・やっぱりこうなるのかな〜・・・・・。
一抹の不安を抱きながら、抱きかかえました。
我が家以外にも数組がそのような状態になっており、一旦、部屋の外へ出るようにと指示されました。
こういう状態になった場合でも。
(当然のことながら)スタッフの方達は、「子供優先」で考えてくださいます。
本番ギリギリまで、子供達が気持ち良く保護者から離れられるよう、あの手この手を使ってくださいます。
部屋からスタジオまでの移動の際も、なんとっ、ゆういちろうお兄さんを始め、4人勢ぞろいで「お迎え」に来てくれたのです!!
子供達は勿論。
それほど見ていない私でさえ、「おぉっ!!」と思わず口から声が漏れ出たほどです。
目の前で喋ってる!!
目の前に実物がいる!!
それだけでもう、何だか感極まってしまい、泣きそうになりました(笑)
斜め前でハンカチで目元をぬぐっているお母さんがいらっしゃって、皆同じような気持ちなのかな〜と思いました。
さて。
ここでようやくhiroは「行って見ようかな」という気になったようです。
私の抱っこからするすると降りて、前の方へ歩いて行きました。
同じように抱っこされていた子達もそれに続くように…というか。
「ほら、お友達と一緒に行ってらっしゃい」的な感じで促されて、歩いて行った…という感じでした。
それでも途中で回れ右をして戻って来てしまう子がいましたが…。
幸いにもhiroは、収録が終わるまで私の元へは帰ってきませんでした(*^_^*)
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さぁ、皆でスタジオに大移動です!!